悠 個展「琴線を爪弾く」 at roentgen werke

少し前のニュースですが、昨年の10月に馬喰町のアートギャラリー レントゲン・ヴェルケにて開催された、悠 個展 「琴線を爪弾く」

そこにエデュコのアンティーク家具を展示什器として協賛させて頂きました。

繊細な切り絵の作品で、独自の世界観を表現するアーティストの悠さん。

その作品の展示と、ギャラリーでの製作などを兼ねたカタチでご使用頂きました。

そして、さらには展示会期中に青山スパイラルにて開催された
『THE ART FAIR + PLUS-ULTRA 2014』

そこのインスタレーションの一環として、こちらのテーブルもお邪魔してきたようでした。

さるアーティストの方がテーブル天板のペイントの剥がれ具合を湖に見立て、ほとりの草むらに遺跡が佇んでる情景を表現されたとの事。

アンティークや骨とう品の世界では、古びた味わい深い表情などを景色と呼んで楽しむ事がありますが、まさに景色としての楽しみに、いろんな思いを馳せてしまいます(^_^)


当日の会場は、数千人の来場者で大盛況のイベントだったとの事でした!


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こちらのテーブル、とある業者市場を経てエデュコに入ってきましたが、その前はいろいろな場所を経てはるばるアメリカから来た物でした。

かつてアメリカの暮らしの中で使われていた、どこかくすんだ表情の小さなテーブル。

とほうもなく離れた島国に来て、様々なシーンと偶然を経て、何千人という人が集まるイベントにてスポットライトを浴びているという不思議。

そこには人や物との出会いにも似た、説明しがたい不思議な偶然のような、、、

この世の中の素晴らしい部分を形作っている、何か不思議な力が働いているような気さえしてしまいます。


この不思議な流れにわずかながら関わらせて頂き、アンティーク・古い物を扱う者として、こういった場所に品物を送り出せた事、なにか誇らしげな気持ちを持たせて頂けた出来事でした。

この展示・イベントに関係してくださった沢山の皆様方、本当にどうもありがとうございました!

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